ワンピースを11巻までよんでみた
これは人生観が変わるとか言う人の気持ちがようやく分かって来た気がします
コレは確かに変わりそうな気がします
しかし残念な事に、人生観というものをいくら変えたところで糞の役にも立たないわけです
何が言いたいか
この漫画をみて「人生観が変わると言っている人」は「自分を決して変えない」でしょう
モチロン全員がそうだとは思いませんが
つくづく思うに、この漫画は非常に面白い
何故僕はこの漫画にここまで固執するのか
漫画ではなかった
漫画ではなくて、むしろこの漫画を読む大多数の「人」だった
人生観が変わるとか言っている人間ほど、腐っている
少なくとも僕の周りの人間はそういうやつらのほうが多かった
偉そうに人生観が変わるといっておきながら、肝心なところは「漫画だから」の一言ではぐらかすのだ
そのような人間を量産するこの漫画に一時期嫌悪感を持っていたのは事実だ
例えばテレビのニュースは難しい問題をとことん単純化して報道する
なぜならそのレベルでなければ一般人は理解できないのではない
理解しようとしないのである
ここは正確に考えるとこのようになるはずである
だがそれゆえに単純化された情報が一般大衆のレベルであり、
この漫画はその手法を見事に取り入れている
と、僕は感じる
悪い意味で分かりやすいとはこういう意味で捉えてもらったらいい
ただ漫画そのものは面白いと思う
特に作者は何をどう訴えれば人の心を揺らす事が出来るかを熟知している
ただ、残念な事に僕はこの漫画を見たとき、それが全て計算されたストーリーに見えてしまう
ただし、その部分は逆に評価しても良いと思う
計算でコレだけの話が作れるのは才能だと思うし、僕には計算でそれは出来ないと思うから
計算だった場合なんだけどね
何故計算臭く感じるか
これは飽くまで11巻までの感想なんだけども
この辺までのストーリーは主要キャラ5人にどれだけ感情移入させることが出来るかっていう
完全に用意されたストーリーだから
僕が好きな漫画家だったら恐らくこういうストーリーは最初に用意しないと思う
やるとしたら、物語の途中か終わりのほうにもってくるはず
しょっぱなからキャラのバックグラウンド踏まえた上でのキャラ紹介を兼ねたストーリーは
分かりやすさバツグンで非常に人の心を掴みやすいんだと思います
ん、そういえばチョッパーがでてきてないな
まだまだこの「わかりやすい」展開が続くのか。。。
ま、面白いから全然問題ないけど、大体どういう話になるか容易に想像できますね
なんせ5人分の似たような話をすでに通ってきてるわけですから
飽くまで容易に想像できるのは、話の内容ではなく、展開です
ようするにコレに耐え忍んで読むくらいなら
水戸黄門でも見る感じでさらっと流して読むしかないわけです
食傷気味でもそれなら耐えられるわけですから
サザエさんれべるとはこういった意味で捉えてもらったら良い
そしてもう一つ
この漫画のキャラは台詞が臭すぎるのである
これは別の言葉で言うならば「違和感」である
はっきりと感じた違和感はナミを助けるためにルフィがサメ人間(名前忘れた)
と闘うシーンでの一コマなのだが、サメ人間の名前がでてこないな
正直に言うと、もう展開が読めていたので、どうせやられるためだけに出てきた
敵の名前なんか覚えていようとは思ってなかったんだ
こういう気持ちにさせてしまうのが僕にとってのこの漫画の限界なのかもしれない
話がそれたが、違和感である
この戦闘の途中でルフィがサメ人間にたいしてこんな様な事を言った
ルフィ「俺は剣豪でも無いし!航海士でもないし、うそもつけないし、りょうりもできねー!人に助けてもらわなけりゃ一人じゃ生きていく自信も無い!」
サメ人間「ハハハッ!開き直りか!そんな糞みてーなてめーにいったい何が出来る?!」
ルフィ「てめぇをぶったおせる(ニヤ」
いかがだろうか?
一見するとこれは確かにルフィが言いそうな台詞である
だが、俺の中のルフィとはこの戦闘の最中にこういう気の効いた台詞がはける人間ではない
こんな仲間一人一人に対するメッセージを戦闘の最中に言う人間だろうか
もっと単純馬鹿の人間はこんな計算臭い台詞は吐かない
しかも戦闘中にだ
せめて戦闘後にして欲しかった
これは俺のイメージのルフィとは全く違う別人が突然表れた感じがした
これはルフィが言いそうな台詞を作者が言わせているのだ
そもそもの話、戦闘中にこのような長ったらしい上に
仲間に対してというよりも、これはもう明らかに読者に向けてのメッセージなど
誰が言ったところで、それだけで既に違和感なのだが
恐らく作者はそれすら分かってる上でルフィにこの台詞を言わせたはずである
何故か
作者は、こういうメッセージが人の心を震わせる事を心底心得ているのである
なんとなくこの違和感は感じていたのだが、はっきりと気づいたのはこのシーンである
キャラが自ら言葉を発していない
そんな気がしてなら無い瞬間でした
キャラの個性にあわせて話が若干無理やり進んでいく感じがするとはこういった意味でとらえていただければよろしい
僕の好きな漫画は、このような違和感が一切無い
僕は自分の事を単純だと自覚しているが、こういう違和感にはことのほか敏感なのである
何故か
自分で言っちゃアレだが、やはり馬鹿ではないんだろうな俺は
うまい話なんかこの世には無いと嘯いて、絶対騙されないぞと構えているような
一見まともな人間ほど、こういう違和感には全く気づかずに、
このような人間賛美には無条件で絶対肯定派に回るのが善人というものである
で、大体このくらい書いとけば何が言いたいかは大体伝わったと思うので
結論に行きます
いや、結論すら書く必要は無いでしょう
このblogで僕が何を書こうとしているかは、
容易に想像できるはずだから、あえて書かない事にしておきます
以上です